ここまで来たのか日本のワイン!甲州きいろ香

 
 
この10年、日本のワインは数々の国際的な賞を受賞し、とりわけ中でも日本固有の品種である甲州というぶどうで作られたワインは、日本ワイン愛好家の間でもいちばん人気を誇っています。
 
日本という地はワイン用のぶどう作りに適した土地ではなく、それでもかろうじて山梨や長野などの寒冷地での栽培には適した、白ワインに使われる甲州種をメインに栽培、研究をされてきました。
 
2001年からスタートした「甲州プロジェクト」は、日本の品種である甲州を、より一層品質を向上し、さらに上を目指そうとするプロジェクトであり、それを経て「日本のワインは世界レベルではない」「日本人には本物のワインは作れない」、長らくそう言われ続けた日本のワインは、この甲州種によって世界から注目を浴びることになります。
 
シャトー・メルシャンの共同開発者であった富永敬俊氏は、甲州種に独特の柑橘系の香りの元となる成分があることを発見します。
 
その香りの効力が最大となる時期に甲州を収穫し、甲州種特有のやや青い、キャンディのような香りとはまた違った、「これが甲州の香り!?」と思わせる、新たな香りを開拓した「甲州きいろ香 2004」を発売するに至りました。日本の固有品種である甲州ならではの香りをさらに追求し開拓することを重きに置いたそのワインの名前である「きいろ香」は、富永敬俊氏の飼っていた愛鳥の名前が由来となっています。
 
 
2008年、甲州種の香りを探求し続けた富永氏は、甲州きいろ香2007を最後に亡くなられました。
 
ですが今では、その後を継いでシャトー・メルシャンはきいろ香の新たな香りの追求は続け、2012年には、その開拓の節目である10年を迎え、特に気候に恵まれた最高の収穫年であったこともあり、亡き富永氏に捧げる「シャトー・メルシャン 甲州きいろ香en Hommage a Taka 2012」というキュヴェワインを2013年5月に発売。
 
そして今年、2014年5月27日には、気候に恵まれた年の上野園(きいろ香の誕生のきっかけとなった畑)で収穫されたぶどうのみで造ることのできる、「シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 キュヴェ・ウエノ2013」が発売されることになりました。
 
2012年に引き続き、天候に大変恵まれた2013年の甲州種で作られた、日本人の手による、日本の土から成った、世界に誇れる白ワイン。最高の収穫年の甲州きいろ香の発売はもうすぐです。
 
 
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野田 藤

ライター紹介:野田 藤

大学卒業後、大手町の商社勤務。退職して単身放浪の旅に出る。帰国後、日本中のラーメンを食べるため、北は知床、南は三宅島、上は富士山山頂まで再び放浪。コラム、シナリオライターを経てフレンチレストランでソムリエとして勤務。高級料理からゲテモノに至るまで、食べ物をこよなく愛す旅の途中。自称、民族料理研究家。
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