最近注目されている女性杜氏。お酒の評判は?!

杜氏の名称の由来では、「刀自・とじ」と言う文字で、古語では戸主と呼ばれた、家事一般を取り仕切る主婦を指していたという説があります。
 
「口噛みの酒」という原始的な醸造法では、酒造りは女性の仕事だったようです。
飛鳥時代以降、だんだん時代が下がるにつれて、酒造りは男性の仕事になった、とされています。

 

普通に生活していると、なかなか知り得ない情報ですよね。
 
飛鳥時代には朝廷によって酒造りが行われ、今の国家公務員のような「造酒司・みきのつかさ」という部署での「酒部・さかべ」としての専門職が設けられたようです。
 
それ以降、様々な変遷はあっても、酒造りは男性の仕事とされてきましたが、最近では「女性杜氏」の出現が続いています。
 
近年の蔵元では、時代の変化から杜氏を確保できないことも多くなり、杜氏兼蔵元やオーナーマイスター等の経営スタイルも生まれている様子。
その中で、多くの女性杜氏も誕生しているようです。
 
「全国女性杜氏の美酒を味わう夕べ」や「女性杜氏の会・日本酒と美味の会」と言うようなイベントも行われています。
 
リサーチしてみた結果の何人かの酒を紹介しましょう。
 
 

京都招徳酒造の美月

日本酒と言ったらまずは、京都は招徳酒造の純米吟醸「美月」。「秋上がり」という秋に出荷されるもので、冬に仕込んだ清酒を夏を越すまで低温熟成させているそうです。黄色と紺に白兎が可愛いラベルが、いかにも女性杜氏らしいです。
 
ワインのように円熟した味わいが特徴のようで、原料米も京都で開発された稀少なもののようです。京都伏見の水との相性は抜群でしょうし、京生まれだろう杜氏の感性が忍ばれますね。招徳酒造は1645年創業の老舗中の老舗だそうです。女性杜氏さんが作っているのは間違いないようですが、詳細は探せませんでした。
 
 

長野高沢酒造の豊賀

長野の小布施、栗で有名なこの地では、少し甘めの日本酒が伝統だと言います。野沢菜などの漬物に代表される濃い目の味付けの料理には、甘めの酒が合うのです。
 
毎晩、酒の上がらない日はないという食卓に、近年の食生活による傾向もあって、甘めでない酒を工夫したとか。
 
昭和35年創業の高沢酒造の「米川」もそんな甘めのお酒でしたが、意欲的に取り組んだ女性杜氏の賀代子さん。「おかあちゃんのようにやさしく、しっかりとした酒」作りを目指しての「豊賀」。優しい味わいの中に、キリリとした感性溢れる酒になっているようです。
 
 

岐阜渡辺酒造の白雪姫

大垣市の老舗酒造で奮闘する女性杜氏は、三人姉妹の三女とか。ふんわり優しい雰囲気なのに、頑張っているらしい。「白雪姫」というネーミングからして女性杜氏らしいのですが、醸造は本格派。
 
大垣の地下水のよさを最大限生かした製法で、白雪姫だけでも3種類の味が揃っているようです。それとお薦めは、大垣を流れる水門川をイメージした「水門川」で、味幅のある豊かな辛口だとか。始めは優しく女性用の白雪姫から始めて、本格派の水門川に行くのも良いかもしれません。
 
 

最後に

 
最近は日本酒を好む女性も増えてきているとか、女性杜氏による酒造りは全国的にも増えているようですから、頼もしい限りです。日本酒をまだ飲んだことがない!という方も女性杜氏が造る”やさしい”日本酒から初めてみてはいかがでしょうか。
 
 
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りょーちゃん

ライター紹介:りょーちゃん

美味しいものが大好き!美味しそうな匂いがするところには迷わず入っていきます。たいして大食いでもないのに、「今日は食べられる!」と意気込み、大食いチャレンジは必ず参加するチャレンジャーです。
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